―表面処理について―

弊社では「３価クロメート」と「非クロム酸」の金属表面処理を施しています。

目的は耐蝕性の向上と塗装塗膜の密着性向上で、対象となるのはアルミ合金、亜鉛合金の成型品です。

・３価クロメート処理

３価クロムを主剤にしたクロメート処理で環境負荷が高い６価のクロメート処理の代替として現在は広く採用されています。

弊社では、日本パーカーライジング社の「パルコート3700」と、サーテックMMCジャパン社の「Surtec650」を採用しています。

・非クロム処理

クロムを含有していない非クロムの処理剤です。

使用目的としては、耐酸性よりも塗装被膜の密着性向上を狙った処理になると思います。

弊社では、メタバナジン酸アンモニウムを主剤とした貴和化学薬品社の「AV12」を採用しています。